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こんにちは

こんにちは、ラカン精神科学研究所(滋賀県大津市)の宣照真理です。この度、福岡出張の折に、ふくおか「非行」と向き合う親たちの会(ははこぐさの会)の例会に参加してきました(福岡へは毎月出張しております)。興味のある方の参考になればと思い私の所感を報告します。

ラカン精神科学研究所 宣照真理 平成22年2月13日

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宣照真理プロフィール

宣照真理近影
宣照真理(せんしょうまり)
精神分析家。ラカン精神科学研究所(滋賀県大津市)主宰。1958(S.33)年4月22日生まれ。
出身:滋賀県大津市。二女の母。
神戸親和女子大学児童教育学科(兵庫県神戸市)卒業。
会社勤務の後、結婚し専業主婦になる。
二女の子育てに悩み惟能創理先生の精神分析治療を受ける。
インテグレーター(精神分析家)養成講座を受講の後、独立開業。
現在、新進気鋭の分析家として、引きこもり不登校の子供を持つ母親を全力で支援している。
同研究所は「京都府ひきこもり支援情報ポータルサイト」の支援団体として登録。
連絡先:lacan.msl☆gmail.com(☆を@に変えてメール送信願います。スパム対策)
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日時、場所、地図

2010年平成22年2月13日13:30~17:00:西市民センター(福岡市西区内浜1-4-39:092-884-3874
福岡西区役所隣)←福岡市西図書館と同じ建物です。地図参照。


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ははこぐさの会の例会参加経緯

3、4年前、たしか「非行の親の会」の全国大会が京都で開催された時に、ははこぐさの会の代表の能登原裕子(のとはらゆうこ)さんが福岡から参加されており、私も福岡に出張していたため福岡からと聞き、名刺交換したのがご縁でした。

いつか福岡出張の祭に、例会に参加したいと思いながら、なかなか都合が合わず、今回初めて参加しました。

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ははこぐさの会の例会の紹介

今回、初めてははこぐさの例会に参加し、子どもの非行に1人で悩んでおられる方に、こういった会があることを知っていただきたいと思いました。非行は地域や社会に迷惑をかけたり、一般の人に理解されにくいことがあります。

参加者は30名弱くらいだったでしょうか?滋賀県から参加した私は特別ですが、福岡市内、市外はもとより九州内の他県から参加され方も多数おられました。

主催者の能登原裕子さんの挨拶に始まり、会の紹介、注意事項(プライバシー保護の件)がなされ運営体制もしっかりした印象を受けました。

ここで、ははこぐさの会の代表:能登原裕子さんの紹介をさせて頂ます。能登原さんの紹介文をははこぐさの会のサイトから引用します。
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我が子の非行に悩み「『非行』と向き合う親たちの会=あめあがりの会」と出会う。我が子の非行に悩む親たちが、自分の悩み苦しみを話せる場、支え合い、学び合える場の必要を実感した経験から、2003年「ふくおか『非行』と向き合う親たちの会=ははこぐさの会」を夫とともに立ち上げる
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...とあります。

能登原さんご自身が我が子の非行に悩まれて保護者同士が助け合える場の存在の必要性を強く感じられたのでしょう。能登原さんから参加者に対しての細やかな心遣いや、会の運営に関してのしっかりしたポリシーが感じられ、部外者の私が見ていても安心感や暖かみを感じました。会が発足してから現在に到るまでの能登原さんの大変さが察せられました。

例会終了の後、二次会(近くの居酒屋さん)、三次会(ロイヤルホスト)での交流会にも参加させて頂きました。オールOKに興味を持たれた方、精神分析療法を知っておられた方とお話をし、有意義な時間を過ごさせていただきました。持参したラカン精神科学研究所のパンフレット(PDF形式)を希望される方にお渡ししました。

交流会ではもう少しあの人の話を聞きたいなど個人的に話もでき、お母さん方は異口同音に「元気をもらって帰る」とおっしゃっていました。

また、法律に詳しい方もアドバイザー的な立場で発言されたりしていました。問題が起こった時に、「どこに相談していいかもわからない」父母にとっては頼りになる存在だと思います。

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私の所感

私自身も、現在、精神分析家として活動していますが、元を辿れば母娘関係に悩んだ事が発端でこの世界に入りました。

娘が二人おりますが、長女は非行や警察沙汰になったことはありませんが、2年間私と口をきかない期間があり、とても良好な母娘関係ではありませんでした。次女は小学校高学年、中学校の半分を不登校し母親の私としては毎日苦悩の日々でした。

そんな中、私は問題解決の緒を精神分析に見たわけですが...

結局、子どもは、親の考えている枠の中に収まる事はありません。子どもは親の言いなりにはならないと言う事です。深夜徘徊をするな!と言ってもします。悪い友達と付き合うな!と言っても付き合います。タバコも吸います。酒も飲みます。シンナーも吸います。免許が無くても盗んだバイクを乗り回します。子どもを縄で縛って部屋に閉じ込めておくことは出来ません。

ラカン精神科学研究所では「オールOK子育て法」と言う子育て法を提唱しています。

「オールOK!」する事は、端的に言うと、子どもの自我を認める事、自己肯定感をつくる事です。まず母親に何でも受け入れてもらい、母との間に信頼関係を築く事。そこに、承認と肯定が生まれ、自己愛を育てる基本となります。と同時に、子どもは主体性を持ち、自分で物事を判断できるようになります。

簡単で、当たり前の事を言っている様ですが、なかなか「オールOK」を実践するのはしんどいです。何故かと言うと、母親自身がコンプレックスを抱えていて、子どもがしたい事にストップをかけ「あれしちゃダメダメ、これもダメ」と言ってしまうのです。親は、子どもが自分の枠の中からはみだす事を許しません。自分の枠の中で子どもを育てようとします。子どもを親の敷いたレールの上を行かせようとします。逆に子どもは、自分の可能性を追求して、どんどん枠からはみ出そうとします。横道にそれようとします。そういう関係の中で、親子の信頼関係は崩れ、息子娘は、親の手の届かない闇の世界へまで行ってしまうのです。

息子娘が、何歳になろうと、社会的立場がどうなろうと、親子は親子です。良好な親子関係を構築する為に「オールOK子育て法」を提唱しています。

今回は、非行と向き合う親たちの会の例会に参加させて頂きましたが、当研究所には「引きこもり」の相談も沢山寄せられます。引きこもりは、非行とは逆に、自己を「内へ内へ」と追い込んでいく有り様で、「言えない出せない動けない」という状態が顕著になります。引きこもりの場合は、外に出ないだけに警察沙汰などはありせん(家庭内暴力を除く)が、親子の信頼関係の破綻。希薄な自己肯定感。...と言った根底の部分は「非行」と同じです。

「ははこぐさの会」の例会は毎月開催されているようです。(3月例会予定:3/13早良市民センター)。福岡出張の日程と合えば、是非参加させて頂きたいと思いました。

*ははこぐさの花言葉は「いつも思う」「優しい人」「永遠の想い」ということです。

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 精神分析(セラピー)を受け、インテグレーター(精神分析家)を目指し理論を学んだ人たちが、東北・関東・関西を中心に実際にインテグレーターとして活動しています。  夏には、那須で恒例の「分析サミット」が開かれ、症例報告・研究などの研修会も行っています。  私たちインテグレーターを紹介します。(敬称略)  メールに関して、☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)

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