File.003 高畑裕太強姦致傷事件にみる「母子関係」の考察

精神分析的事件の考察

俳優の高畑裕太が2016年8月23日、女性への強姦致傷の疑いで群馬県警に逮捕された。

私は、普段、テレビを観ないし、芸能界にも疎いので高畑親子がどのような立場にあったのか?どれくらい人気があったのかも存じあげていないのだが・・この事件、何か腑に落ちない。

まず加害者の高畑裕太容疑者は22歳。4年生大学を卒業して企業に入社していたら社会人1年生。被害者の群馬県内のビジネスホテルの女性従業員が40代。これって親子ほどの歳の差があります。

酒に酔った勢いとはい言え、普通に性的欲求の向かう先だったら20代でしょうに。

ここで出てくるのが、今回の事件は「息子:高畑裕太から母:高畑淳子への復讐説」。今回の事件で事件を起こした当事者である高畑裕太と同様、場合によっては当事者以上のダメージに見舞われるのは母:高畑淳子さんであるからです。

高畑家の家族八景

1954年10月11日:母:高畑淳子(現在61歳)誕生
1978年:最初の結婚。23歳。相手は劇団員 一年半後に離婚
1985年:一般人と再婚。30歳。
1986年11月22日:高畑こと美(現在29歳)誕生。母:32歳
1993年09月13日:高畑裕太誕生。母:38歳
2005年:高畑裕太が小6になる前に離婚
2016年8月23日:高畑裕太(現在22歳)、強姦致傷容疑で群馬県警に逮捕

姉:高畑こと美と弟:高畑裕太の7つの歳の差が気になって更に情報を検索してみると、週刊誌ネタで、姉と弟は異父姉弟である事を報じている。

以下引用--------

「高畑裕太の父親として突如名乗りを上げた大谷亮平はどのような人物なのだろうか。大谷亮介は1954年生まれの62歳(高畑淳子さんと同い年)。

「高畑淳子は、二人目の配偶者と別居後、大谷氏と五年半の事実婚関係にありました。しかし高畑が妊娠した後、大谷氏と別れることになり入籍はしていません。裕太が幼少の頃、大谷氏が裕太の学校行事などに参加したことはありましたが、大谷氏が別の女性と結婚されてから親子としての交流はありません」(青年座の回答より)

以上引用--------」

二人目の夫との離婚時期が明確でないので、ここからは憶測。高畑淳子さんは最初の結婚に失敗(23歳)した後、一般人と再婚(29歳)し、高畑こと美を妊娠出産(32歳)するものの夫婦生活はうまくいかず、再婚相手とは別居。かわりに事実婚状態になった相手は大谷亮平氏。お互い30代を事実婚で過ごす。再婚相手との離婚時期は不明。37歳で妊娠し高畑裕太を出産(38歳)するものの、入籍には至らず、別れる事となり、高畑淳子さんは女優業をしながら女手一つで二人の子どもを育てる事となった。

高畑淳子さんのウィキペディアを眺めてみると高畑裕太が3歳になるまでの、1993~1996年はTBS系のテレビドラマに出演されており「赤ちゃん時代の裕太はあばあちゃんに預けっぱなしでした」と言う高畑淳子さんの発言も頷ける。

精神発達の最重要時期の0歳から3歳時までを祖母に養育されたと言う「高畑裕太」。母の養育も無ければ、実の父から社会的規範を教えてもらう事も無かった「高畑裕太」。基本的信頼も獲得していないし、適切な「自我」の発達も怪しい。更に、父との関係によるエディプス・コンプレックス期の象徴的去勢も経ていないとしたら・・・一体、彼の精神構造はどうなっているのだろうか?

高畑裕太容疑者はテレビ画面の中で「僕は何より大きな母を沢山もらいました」と語っていたのだが・・・彼の心の奥底の無意識がどのような状態であったのは想像もできない

精神分析家としては、高畑裕太氏の乳幼児時代の養育史と、社会的規範の学び、思春期の様子など・・どういう養育環境にあったのか?興味津々である。

ここまで考察して私の頭の中に浮かぶのは、今回のレイプ事件の被害者の年齢が40代であった事、そして、高畑裕太容疑者を出産した時の高畑淳子さんの年齢が38歳であったのは偶然ではなくて、本来、母として高畑裕太氏に関わらなければならなかった40代の高畑淳子さんの置き換えが40代のホテル従業員で、今回の事件は、無意識による「息子:高畑裕太から母:高畑淳子への復讐説」が成立するのである。

愛と憎しみは表裏一体。この様な事件が起きる隠された背景には、本人さえも気が付かない無意識(コンプレックス)、心の奥底にある複合観念体の存在があるのだ。

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このブログ記事について

このページは、hirofumiが2016年9月 8日 09:10に書いたブログ記事です。

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