File.009 精神分析的考察 福岡市の鬼門 飲酒運転

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com


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地元、福岡市東区筥崎宮では「放生会」が開催中です。名物の「新生姜」は秋の訪れ。

さて、ここでちょっと引っかかるニュース。

福岡市にとって「飲酒運転」は「トラウマ」。

以下報道記事引用----

酒気帯び運転で懲戒免職「違法」 福岡市の敗訴確定

2016年09月12日22時33分

福岡市水道局に勤務していた男性が、酒気帯び運転を理由に懲戒免職となったのは「処分が重すぎて違法だ」として、市を相手に処分の取り消しを求めた訴訟の上告審で、市の敗訴が確定した。最高裁第一小法廷(木沢克之裁判長)が08日付で、市の上告を退けた。

昨年12月の二審・福岡高裁判決によると、男性は2013年09月、同僚らと飲酒した後、バイクを運転して帰宅する途中に酒気帯び運転容疑で検挙され、罰金30万円の略式命令を受けた。二審判決は「男性の行為は、飲酒運転の中でも比較的軽い。公務員の地位を奪う処分には特に慎重な検討が必要で、免職処分は重すぎて違法だ」と判断。処分を取り消した一審・福岡地裁判決を支持した。

以上報道記事引用----

今から10年前、2006年08月25日「福岡海の中道大橋飲酒運転事故」が起こった。

飲酒運転の車に追突された行楽帰りの家族がのったRV車が、海の中道大橋から海に落ちて、幼い子ども3人が亡くなると言うショッキングな事故。おまけに、加害者の今林大(ふとし)は福岡市役所の職員で、2006年11月19日投開票の福岡市長選挙で3選を目指した現職・山崎広太郎氏の再選に悪影響を及ぼしたとされる。

以下当時の報道引用----

山崎氏は、多額の費用をかけた上、失敗に終わった五輪招致活動に対する有権者の反発は根強く、幼児3人が犠牲になった08月の市職員(懲戒免職)による飲酒追突事故でのイメージダウンも響き、得票を伸ばせなかった。

以上当時の報道引用----

福岡市では、職員の飲酒運転問題は、市政そのものに影響を及ぼす事案になっているのだが、その後も市職員が飲酒運転で捕まる事案が発生し、後任の吉田宏市政も1期で終了。現福岡市長の髙島宗一郎(元KBC九州朝日放送のアナウンサー)氏になってからも以下の行政の動きが話題となった。

以下ウィキペディアから引用----

福岡市職員の飲酒運転の不祥事が相次いだ2012年06月には、職員約13000人に1ヶ月間自宅外での禁酒を要請するが、これに対しては、職員から日本弁護士連合会に人権侵害救済の申し立てがなされ、2014年03月に日本弁護士連合会から移送を受けた福岡県弁護士会から「人権侵害に当たる違法な通知だ」として、市にこうした通知はしないよう求める勧告書が出された。2014年07月、これを受けた市職員から人権侵害に当たる違法な通知を受けたとして福岡市は提訴された。

以上ウィキペディアから引用----

2014年11月16日の福岡市長選挙で髙島宗一郎は再選されたものの「飲酒運転をやめさせるにはどうしたらいいか教えて欲しい」と発言するなど、問題の対応の難しさを露呈した。

2012年当時、私は深夜タクシードライバーをしていて歓楽街のお店の方から「市役所の人が中洲にきてくれないと、飲み友達まで来なくなるから影響が大きい」と言う話を聞いた記憶がある。飲食店の経営者にしてみたら迷惑な話である。

以下、精神分析的語り----

飲酒運転で問題なのは、普段は深層に沈んでいる「無意識」が表象してしまい、普段の当たり前の判断が出来なくなる事。攻撃性が露わになったり、些細な事が「カンに触った」と他者に因縁をつけたり、見えているものが見えなかったり、その逆もしかり。タクシードライバー時代は、トラ(泥酔者)の対応に泣かされた事が何度もある。職業ドライバーの僕達にしてみれば、警察沙汰となり時間をロスする事が何よりも痛いのである。

精神発達論的な観点で話すと、飲酒が止められない人は、依存症の部類なので、口唇期欠損。過度の飲酒で酩酊状態に人をみれば、誰でも「あぁこの人は赤ちゃんみたいになって、仕方ないなぁ」と思う筈=わざわざ自分で「幼児退行」している様。

それでいて酔が覚めたら「覚えてません」とアッケラカンと言ってのける。あれだけ他人に迷惑をかけておいて知りませんと言えるのが「無意識」の恐ろしいところ。

昔のテレビドラマ「3年B組 金八先生」の劇中で武田鉄矢氏も言っていたが「酒は気違い水」である。適量を嗜む程度にしておかないと、肝臓をやられます。腕のいい職人さんが仲間内の飲み会でいつも多量に飲酒して肝硬変で亡くなるのは勿体無いです。肝臓は体の解毒工場です。いつでも元気に動けるようにお酒は適量を嗜(たしな)みましょう。

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このブログ記事について

このページは、hirofumiが2016年9月14日 00:02に書いたブログ記事です。

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