File.011 秋葉原無差別殺傷事件 加藤智大の仙台時代の友人の大友秀逸さんに会う。

こんにちは、精神分析家 進志崇献@福岡です。

進志崇献(しんしそうけん):lacan.msl.f@gmail.com

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト
http://lacan.agency-inc.com/

みなさんの記憶の中ではもう風化してしまいましたか?8年前の2008年6月8日の「秋葉原無差別殺傷事件」東京・秋葉原で起こった無差別殺傷事件で、7人が死亡、10人が負傷(重軽傷)した。加害者の「加藤智大」(事件当時25歳)は現在、死刑囚として服役中。

事件発生当時、私は丁度、精神世界に興味を持ち始めていた時期で、月刊 精神分析にも精力的に原稿を提供しました

月刊精神分析 秋葉原無差別殺事件シリーズ

http://agency-inc.com/akihabara4/
2013年08月号 秋葉原無差別殺傷事件4 加藤智大 解+
http://agency-inc.com/akihabara3/
2012年10月号 秋葉原無差別殺傷事件3 加藤智大
http://agency-inc.com/akihabara2/
2011年03月号 秋葉原無差別殺傷事件2 加藤智大
http://lacan-msl.com/akihabara/
2009年09月号 秋葉原無差別殺傷事件 加藤智大

実は、加藤智大君は、青森県立青森高校出身で、中日本自動車短大(岐阜県)・・自動車整備士を養成する専門学校を卒業後、高校時代の友人頼りに仙台市で暮らす事になります。2003年02月~05年02月 人材派遣会社「東洋ワーク」(仙台市)警備事業部からの派遣で同市内の警備業務につく。入社半年後、準社員扱いで内勤へ。この時、半年先輩で先に東洋ワークに入社していて、一緒に働いていたのが「大友秀逸」氏なのである。

以前、大友さんが、月刊 精神分析の記事をご覧になった時に、精神分析的考察に興味を持たれたとの事で、その時に連絡先は教えて頂いていて、今回のご対面となりました。随分遅くなってすいません。

普通、凶悪犯罪者の昔の同僚と言う立場は、世間からバッシングの対象になるので、普通に考えたら、匿名や仮名を条件に証言するのが普通なのだが、大友秀逸さんは実名で活動されている。

事件発生時、大友さんはマスコミの偏向報道ぶりに驚いたという。大友さんの話によると「職場での加藤くんの暴力的な言動だけを抜き取り再現ビデオ」を作成したり真実を伝えるには程遠く、一時期、大友さんはマスコミに不信感を持ち沈黙するのだが、ある時期からニコニコ動画などに出演し、自分の知っている加藤智大像を語るようになる。

私が、大友秀逸さんの事を知ったのはこの頃だ。

今回、一緒にごほんを食べながらと言う話になり、某日JR御茶ノ水駅近くのファミレスでの話となった。

特に私が質問しなくても、積もる思いがあるのか?大友さんの語りは続く。私は立場上、加藤くんの心の機微に目が行ってしまうのだが、大友さんは一緒に働いていただけあって、加藤くんが経済的にも大変だった事を語ってくれた。仕事を凸辞めした件も経済的な理由もあると。彼の、相当彼の凝り性な性格も災いしているとの語りであった。実際、大友秀逸さんは加藤智大同僚が「もう丸2日食べてません」て呟き、見かねた上司が1000円札をこそっと渡しているシーンを観たと言う。

加藤君の仕事ぶりは、どの職場でも「良好」の評価だったのだが、大友秀逸さんによると「20歳やそこらでブラッキーな会社の仕事の割り振り担当を任されて加藤君は本当に大変だったと思います。彼が社会人になって初めて勤務した会社が、もっと努力が報われる職場だったらと思うとやり切れなさが込み上げます。」と語った。

秋葉原無差別殺傷事件の客観的事実を羅列すると、職場で作業着のツナギが紛失し、私生活では居心地の良かった携帯電話の掲示板を荒らされた加藤智大が逆上し、当時住んでいた静岡県裾野市から福井市のミリタリー輸入雑貨店までダガーナイフ(凶器)を購入に出かけ、所持していたゲーム機&ソフトを処分し、引っ越し用のトラックをレンタルし、東京都千代田区外神田(秋葉原)まで自走し、歩行者天国にいる人々をはね殺し、トラックが使えなくなると、所持していたダガーナイフで殺傷するという、前代未聞の派手な事件だった。この件についても、大友秀逸さんは「加藤君の暴力性が露わになっても、それはほんの一時(ひととき)、一次的なもので、人を殺す動機付け(モチベーション)として加藤くんの暴力性が機能した事が未だに信じられないと語る。

今「秋葉原事件 加藤智大の軌跡(朝日新聞社版)」著:中島岳志を読み返すと、職場にもいられない、心を寄せる場所もない、どこにも自分のいる場所がない(引き返せない)って事が最大の動機であった様な気がします。

あと、半年前の加藤智大君のトピックスを提供していただきました。

秋葉原事件・加藤智大死刑囚が「死刑囚表現展」に作品を応募し、受賞した

「加藤智大」「作品」と検索すると出てくるそうです。

秋葉原無差別殺傷事件に関しては、加藤智大君の弟が自殺するなど、未だに余波が続いている様です。

いずれまた、月刊 精神分析 で、

心の病・親子関係・引きこもりのご相談承ります。

ラカン精神科学研究所 福岡 公式サイト(スマホ対応)
http://agency-inc.com/for-pad/

精神分析家のセラピー日記(進志崇献)
http://agency-inc.com/journal/

進志崇献(しんしそうけん)公式フェイスブック
https://www.facebook.com/lacan.msl.f

進志崇献(しんしそうけん)公式ツイッター
https://twitter.com/lacan_msl_f

このブログ記事について

このページは、hirofumiが2016年9月16日 05:34に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「File.010 精神分析的考察 象徴界の氾濫 を考える。」です。

次のブログ記事は「File.012 映画 「HiGH&LOW THE MOVIE」の感想 ネタバレあり」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。