少年A文春取材タイトル画像

1、はじめに

img10.jpgみなさん、こんにちは、月刊 精神分析 編集部Aです。

コンビニの本棚に「週刊文春」をみつけた。最近のセンテンススプリングは、スクープ連発でちょっと怖い。コンビニの棚をチラ見すると「文春」「新潮」・・似たような表紙でも手に取るのはやはり「文春」。昔、学生時代に「週刊プレイボーイ」は購入して「平凡パンチ」はグラビアだけチラ見していた感覚を思い出した。

文春のスクープ(他誌に先駆けてスッパ抜き)・・ちょっと考えただけでも、「ASKAの覚醒剤使用」「佐村河内盗作」「SMAP解散騒動」「ベッキー不倫事件」「甘利大臣秘書口利き疑惑」「清原逮捕」「宮崎育休議員不倫」・・明るみにでてからテレビのワイドショーで事の成り行きを連日後追い報道。ヤフーニュースも同様。早晩、文春最強論まで出てくる始末。

そんな中、コンビニの本棚に「文春」が・・表紙には一文字も見出しが踊っている訳でもないのに、何かしら「すげー記事」が掲載してある様な予感がして、ひょいと棚から「文春」を拾って頁をめくってみると・・私の予感は当たってた。週刊文春の2016年2月25日号-「CATCH UP 元少年A、33歳 都内の自宅を出て、ずり落ちそうなカバンをおさえながらバス停へと全力疾走する 元少年A」-

本誌「月刊 精神分析シリーズ」でも、精神分析のテーマとして半年間に渡って関連本数冊を読み解いて最終的に世間の批判を浴びながらも元少年Aが出版を強行した「絶歌」を分析した。

分析作業を長きに渡って継続する事になったのだが「犯行時、フォーカスに掲載された14歳の少年Aは18年の年月を経て如何なる容貌の人間になったのか?」私の頭の中にそういう疑問が沸々と湧いてくるのだが、残念ながら「私の頭の中で想像する」しか術がなかった・・・が、しかし!33歳の元少年Aの姿が今、私がコンビニで立ち読みしている「週刊文春」に掲載されているのだ。

ネット上で「こいつが現在の元少年A」だと晒されている顔写真が何枚かあるにはあったのだが「童顔」とか「線が細い」とか「神経質そう」とか、私の頭の中でイメージするそれとは明らかにギャップがあって「眉ツバだな」とスルーしていた。

当然、現在の元少年Aは犯罪者ではないので掲載された写真には目線がしてある。「まてよ、今はパソコン上で写真の加工なんて簡単にできるのだから、14歳の少年Aの目をアイコラすれば、それなりに現在の元少年Aの顔を表現できるのではないか?」と思う私。滅多に週刊誌を購入する事のない私が文春を片手にレジへ向かった。

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2016年平成28年02月29日

月刊 精神分析 編集部A

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2、早速、元少年Aのアイコラ

さてさて、フォトショップでやってみようかなぁと思ったら、速攻でアイコラ(昔風に言えばモンタージュ)している人を発見した。アイコラ画像は下の通り。img02.jpgなかなかよい感じに仕上がっています。

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3、元少年Aの動向

今回の週刊文春の報道以前にメディアが元少年Aに迫った件として、「女性セブン」がありましたので前節として掲載しておきます。

『女性セブン』(2015年7月30日・8月6日号)

元少年A潜伏生活一部始終と「猫の大量虐殺」の戦慄/息を潜め、人づきあいを断ち、この世の片隅でひっそりと生きてきた、神戸連続児童殺傷事件・元少年A。あらゆるメディアが探してもわからなかった彼の行方を、本誌は掴んだ! これまで暮らしてきた家、名前、現在の住所の全てを。そして、彼の行く先で起きた戦慄の事件...。

週刊ポスト2016年3月4日号

Aの「機動的すぎる潜伏生活」に関する疑問だ。昨年6月の手記出版以降、最初にAの暮らしに迫ったのは『女性セブン』(2015年7月30日・8月6日号)の報道だった。全国を転々としていたAが2010年から静岡県浜松市で暮らすようになり、手記出版直前の昨年4月に東京都内のマンションに居を移したことを報じた。Aとされる人物への直撃取材も行なっている。「その後、すぐにAはそのマンションから姿を消し、首都圏で転居を繰り返していたとされます。医療少年院を出てからも居所を常に把握していた当局も、Aの動きを追いかけるのに苦労するようになったようです」(警察関係者)前述の週刊文春の記事では、昨年秋以降、神奈川県内のアパートやマンションをAが転々としていたと報じられており、昨年12月から暮らし始めたという東京都内のアパート近くで直撃取材が行なわれた。そして、「やはりその直後から、暮らしていたアパートには姿が見えなくなった」(同前)というのである。

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<女性セブンの取材>

2010年から静岡県浜松市で暮らす。
2012年冬 絶歌が元少年Aの中でかま首をもたげる。
2015年04月東京都内のマンションに居を移した。(絶歌出版の関係?)
(Aとされる人物への直撃取材:女性セブン)
「その後、すぐにAはそのマンションから姿を消し、首都圏で転居を繰り返していたとされます。医療少年院を出てからも居所を常に把握していた当局も、Aの動きを追いかけるのに苦労するようになったようです」(警察関係者)
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<文春が元少年Aの所在を(確認)突き止める。>img14.jpg

2015年05月21日(週刊文春取材班:取材開始)

2015年06月 元少年A「絶歌」発表。25万分部のセールス。
2015年06月25日号の週刊文春に見城氏のインタビュー掲載。
2015年08月 マスコミ数社に対してA4用紙20枚におよぶ手紙を送付する。その中身の大半が、手記「絶歌」の執筆をサポートしていた幻冬舎の見城徹社長に対する抗議、批判だった。
2015年08月末 元少年Aオフィシャルサイト開設
2015年10月 月額800円の有料ブログ「元少年Aの"Q&少年A"」を開設するも3日後、運営会社に抗議が殺到したため、あっけなく閉鎖。

2015年09月28日(週刊文春取材班:元少年A所在把握)

1、2015年09月末 神奈川県内の新築アパート
駅から5分ほど離れたクリーム色の三階建ての建物には、1K、1Rが十部屋ほど並ぶ。Aはここで数ヵ月にわたって生活していた。その後、二度の転居を経て・・
2、近隣のウィークリーマンションで数週間生活。
3、神奈川県内の大型マンション(保証人不要)
4、2015年12月 東京都内のアパートに転居(保証人不要、築30年以上のリフォーム物件)。2LDK、家賃7万円の部屋。窓には外部に光が漏れないよう遮光カーテンが引かれていた。
駅前の喧騒から遠く離れたこの地域は、緑が生い茂り、道路は整備されているものの人通りは少なく、のどかな雰囲気が漂っている。近隣にはいくつも公園があり、放課後になると小学生が大声を上げてサッカーや鬼ごっこに興じ、ベンチには赤ん坊を抱いた母親が腰かけている。
2016年01月26日 週刊文春が突撃取材。
上記の取材後、数日後、Aは東京を離れている。
週刊文春取材班は二人
文春取材班は現在の元少年Aの姓名も確認済。
文春取材班は複数の情報元から入念に裏付けを取った。
長期間にわたる取材の過程で多数のAの写真を撮影しており、いづれも本人であることを確認。

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4、元少年Aの風貌と発せられた言葉

img11.jpg
メガネを着用
服装1:黒のダッフルコートにカーキ色のカーゴパンツ。
服装2:ダウンジャケットから手袋まで黒ずくめ。
身長:165cm前後
大学生(20歳代前半)と言われても信じてしまう程の幼顔。

「いや違います、違います、なっ、なんなんすか、いきなり」
「いや、まったく何のことかわからないんで。申し訳ないんですけど、ちょっと帰ってもらっていいですか。申し訳ないです、はい」
「ああ、それは知ってますけど、はい」
「いや、まったく。すみません、まったく」
「全然違うんですけど。申し訳ないですけど。はい。帰ってもらっていいですか。怖いっす、なんかいきなり」・・・今風の若者口調でしゃべっているようだ。出身地の神戸(関西弁)のしゃべりではない模様。
「なんの前提で・・・。だから、全く別人なんで。人違いされてるんで。申し訳ないけど、うん」
「いや、なんで全然知らない人たちに、そんなこと言わなきゃいけないんですか」
「そんなこと言われても全くわからないし。そんなの立証することもできないじゃないですか。なんのことか全然わからないんで。勝手にそんなこと言われたら本当に人権侵害。迷惑ですよ、ほんと。訴えますよ、人権侵害で、名誉毀損。お引取り下さい」
文春の取材班が、名刺と取材(インタビュー)の申し込みの手紙を渡そうとすると・・。「いらねえ、いらねえよ。いい加減にしとけよ、コラ。お前、ナメてんのか。違うって言ってるだろ。何なんだよ、お前!」
自転車を地面に叩きつけ、本紙記者に向かってにじり寄ってきた。
「命がけで来てんだろ、なあ、命がけで来てんだよな、お前。そうだろ!」
「お前、顔と名前、覚えたぞ。わかってんのか、おい!」
「車はどこだ。どこだって聞いてんだ、おらァ!」
「アァ!!」声にならない声で咆哮(ほうこう)した。

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5、元少年Aの生活環境

東京都内のアパート(駐車場付き)
移動手段は、自転車(前後にカゴを装備、トイレットペーパーを購入)、公共交通機関(バス、電車)車は所持していない模様。
最寄りの駅までバスで移動。
付近の施設:ショッピングモール(買い物の所要時間20分)、バス停

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6、元少年Aの住所特定?

img03.jpg以上は週刊文春の2月25日号の記事からの引用情報なのだが、既にネット上には、週刊文春取材班が元少年Aを撮影した場所を特定したと言う記事を掲載しているサイトが存在した。

http://buzz-plus.com/article/2016/02/19/sakakibara-address/

元少年Aの写真が掲載されたと言っても、もちろん目線は入っているし、背景にもぼかしがかかっている。そんな不明確な情報から居場所が特定できるのであろうか?

私はできる限るの情報を集めて精査してみた。

上記の、元少年Aがバス停に向かって走っている写真の撮影場所が特定されたと言う。場所は、東京都足立区花畑5-13-2のベルクスモール足立花畑(ショッピングモール)のすぐ傍の花畑5丁目バス停の通り。Googleストリートビューで眺めてみると、あぁ確かに雰囲気似ている光景が広がる。でも、元少年Aの写真に特徴的な建造物が写り混んでいるわけでもないし、こんなありふれた光景は日本中どこにでもあるのではないか?と思ってみる。
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ベルクスモール足立花畑がオープンしました!!

ベルクスモール足立花畑がオープンしました!!ベルクスからのお知らせ:2014.10.22更新。スーパーベルクス足立花畑中央店をメインにした、ベルクスモール足立花畑がオープンしました。飲食店では、「はま寿司」、「サイゼリア」、100円ショップ「ダイソー」、衣料品店「パシオス」、「文真堂書店」、リラクゼーション「リラク」、「ポニークリーニング」、美容院「イレブンカット」などが入る大型ショッピングモール」です。アクセス:東武スカイツリーライン「竹ノ塚駅」または東京メトロ千代田線「綾瀬駅」より東武バス(花畑団地行き) 「花畑五丁目」降りてすぐ

ベルクスモール足立花畑は2014年にオープンした新しいショッピングモールである。

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確かに背景のガードレールと樹木。あぁーそっくりやん。手前の歩道、ガードレール、車道、中央分離帯の樹木、車道、ガードレール、奥の歩道・・位置関係もきっちり。だがだが、こう言うタイプの歩道って別に日本全国どこにでもありそう。検証サイトをのぞいてみると、走る元少年Aの背景の樹木の枝振りも一致しているという。
img05.jpgimg06.jpgimg07.jpgGoogleストリートビューで、文春の記者がカメラを構えたであろう位置から件の木をみてみる。あぁなるほど。かなりの望遠レンズで狙ったのねと納得できる。元少年Aが、溶接所で働いていた時、後輩の中国人が「故郷の両親にAさんと一緒の写真を送りたい」と、了承を得ず元少年Aに向けてシャッターをきった途端、激高して使い捨てカメラを壊してしまう程、カメラとか写真に神経質になっている元少年Aの写真を至近距離から撮影できる筈はない。

ガードレールの土台のブロックの形や、中央分離帯の植え込みの感じもそっくりで、みればみるほど、なるほど、文春の元少年Aを撮影した背景はこの場所なんだな・・・って気がしてくる。

それは、自分の感性(どうかんじるか)の問題なので。それはそれとして、では、どこから週刊文春の「元少年Aの撮影場所=生活の場」の情報が流れたのか?そもそも、この広い世の中で元少年Aの動向に関心のある人が、週刊文春のグラビアをみて、その人がたまたま東京都足立区花畑を生活圏としている人で「あ、このグラビアの撮影場所はベルクスモールの花畑5丁目のバス停のとこやん!」と頭の中でひらめき、その人が自分が匿名(情報源の隠避?)でネット上に流した情報がこのような形(あちこちの情報サイトで似たような記述で拡散している)で流布するのは普通にある事なのだろうか?

普通に考えて、取材サイドに近い何者かが、意図的に情報を流した結果とみる方が自然なのではないだろうか?目的はもちろん煽り行為。元少年Aが東京都内のどこかにいました・・・取材を試みましたが、おっかなかったです・・と言う情報よりも、より具体的に、東京都足立区花畑にいました。今はいません。今、移動中です。・・・というファジーな情報を拡散させた方が、「じゃぁ今度はどこにくるんだよ」と情報源・情報を持っている方(続報が期待される週刊文春)に関心を寄せさせていた方がビジネス的に美味しいに決まっている。現実に、私自身も普段買わない週刊誌(週刊文春)を今号は購入したのだから。

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7、元少年Aの考察

img08.jpg上記は私が手書きで描いた元少年Aの想像図です。事件から20経った少年A→元少年Aの変化に色々な事を感じました。

元少年A公式ホームページから
身長:165.6cm
体重:54.3Kg
視力:右0.03
視力:左0.05

他のサイトにも記述がありましたが、掲載写真の目隠しの右側にわずかに突起物がみえていて「おそらくこれはメガネのフレームであろう」と言う人がいて「あぁなるほど」と思うのと同時に、週刊文春2月25日号の文中にも、取材文に「男はメガネの奥で両目を大きく見開いた。」「メガネに垂れかかる髪で右目は陶酔したかのように潤んでいた。」・・等の記述がある。ほぼメガネを常用していると思ってよいだろう。

中学時代と髪の分け方は変わらずも、生え際は少々厳しくなってきているのか・・と思わせる。更に、写真からはよくわからないが白髪も多い様な感じがする。髪の分け目とか写真が白っぽく見えるのは気のせいだろうか?彼は常に「追われる身」なので常に神経をすり減らしている筈。髪が白くなるのも早そう。

元少年Aは血筋的に奄美諸島の沖永良部島の人々のDNAを継承している。実父も母方の祖母も島の出身であった。たしか「絶歌」の中に、元少年Aの親族はみな申し合わせた様に特徴的な立派な鼻をしていると言う記述があった。偏見ととられると申し訳ないのだが、Googleで「沖永良部島 出身」で画像検索すると。元少年Aが言うように立派なお鼻の人達の顔を沢山拝む事ができる。少年Aの鼻もなかなかかっこよい。

元少年Aも歳を重ねたせいか、少年時代に比べると頬骨が目立つ。もう少し脂肪を摂った方がよいかもしれない。

全体的にはぱっとみ細い感じがするのだが、以前、元少年Aのサイトに掲載してあった写真群はどれもマッチョな裸体で「私脱いでも凄いんです」って感じだろうか?

前後に籠付きのママチャリでトイレットペーパーの買いだしに行く。運転免許も取得してない。ダッフルコートにカーゴパンツ。ファッションとかに興味はなく、とにかく目立たぬように、他者の眼差しを避け、ひっそりと生活している・・・こんな感じだろうか?

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8、元少年Aが住んでいたアパート

東京都足立区花畑5-13-2のベルクスモール足立花畑から1km圏内で、東側。駐車場付きを手掛かりに、周辺をGoogle地図で散策してみる。目立つのはUR都市機構の花畑団地。昔の呼び名は公団。そして、エステート花畑(マンション)シリーズ。周辺はまるで新興住宅地の様に、区画整理された敷地に戸建ての家ばかりが目立つ。元少年Aが生まれ育った兵庫県神戸市須磨区友が丘ほどの密集度合はないものの、どことなく似た様な雰囲気だ。もちろん、タンク山や、相応な池は存在していない。
img09.jpg公園はあいぐみ緑地、中学校は花畑北中学校、小学校は区立桜花小学校、近くにローソン。ベルクスモール足立花畑へは直線距離で約500m。多分、この周辺、アパートの前に止めていた車に乗って脱出する文春取材班をガードレールから身を乗り出して鬼のような形相で凝視したのだから、ベルクスモール足立花畑からローソンの間、それも、あまり大通りから離れていない場所にアパートがないと辻褄が合わない。多分、この辺の駐車場付きアパートで元少年Aは生活していたに違いない。

追記:2016/02/23 今回の事件を取り扱う他のサイトを眺めていると、UR都市機構の花畑団地を元少年Aが住んでいたアパートしている記述を見かけた。週刊文春の記述を抜き出すと・・・・そして、12月に居を構えたのが東京23区内のアパートだった。「こちらのアパートは保証人、手数料、更新料が不要です。築30年以上経過した物件ですが、室内はリフォームされており、きれいです。昔から住み続ける高齢者も多いですが、若者がアトリエやセカンドハウスそして、複数人で借りるケースも少なくありません」(不動産業者)駅前の喧騒から遠く離れたこの地域は、緑が生い茂り、道路は整備されているものの人通りは少なく、のどかな雰囲気が漂っている。近隣にはいくつも公園があり、放課後になると小学生が大声をあげてサッカーや鬼ごっこに興じ、ベンチには赤ん坊を抱いた母親が腰かけている。Aが借りていたのは、2LDK、家賃約7万円の部屋だ。窓には外部に光が漏れないよう遮光カーテンが引かれていた。「男性は1階の郵便受けをのぞきに出るくらいで、姿を見かけることはなかったですね。ほとんど家から出ない生活だったのではないでしょうか。最近、ベランダに季節外れの半袖Tシャツが何枚も干されていたことがありました」(アパート関係者)・・・・と言う記述からすると、

1、築30年以上経過した物件
2、室内はリフォーム
3、2LDK、家賃約7万円の部屋
4、2階以上の部屋に住んでいる
5、洗濯モノが干せるベランダがある

文春の記述が「アパート」とされているので私の頭の中の検索キーから「公団」「団地」は外していたのだが、ひょっとしたらURの花畑団地が「それ」かもしれない。花畑をストリートビューで散策すると「ん?」と思うのだが、新しく建てた戸建ての家が非常に多く、築30年以上経ったかのような「アパート」自体がみあたらない。地域に「不釣り合い」なのだ。それが、団地の内装リホームで家賃7万円なら全く不自然ではなく、むしろ条件に合致する。まぁ文春の記者にしても「団地」と表現するより「アパート」と表現する方がベターと判断したのかもしれない。
img13.jpg上記な様な、花畑団地が元少年Aが住んでいたアパートだとすると、約20分後、買い物を終えた男はアパートに到着すると、自転車のハンドルを押して、無人の駐輪場へ入っていった。週刊文春の記者がAのアパートの前に車を停めていた。週刊文春の記者が元少年Aに追われてショッピングセンターの駐車場に逃げた。元少年Aは、ガードレールから車道に身を乗り出し、鬼のような形相で記者の顔を凝視するのだった-。・・と言う記述も納得できる。

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9、これからの元少年A

キジも鳴かずば、撃たれまいに・・・。元少年Aが「絶歌」を発表する時に直観的に思った。元少年Aと同様に・・・同様と言っては悪いが、佐世保小6同級生殺人事件と言うのがあった。

詳しくは、月刊 精神分析の既刊をご覧になって欲しいのだが、

2014年08月号 佐世保小6同級生殺害事件 御手洗怜美 辻菜摘

月刊 精神分析 2014年08月号

佐世保小6女児同級生殺害事件においても、加害女児は送検される事はなく、家裁に送致、少年鑑別所に収容、観護措置、精神鑑定を経て肥前精神医療センターに一時留置。その後、児童自立支援施設「国立きぬ川学院」への送致。結局、2004年06月01日事件発生から三年十ヶ月後の2008年03月31日院内の公立中学校を卒業した。11歳で同級生を殺した女児は佐世保から栃木県さくら市へ移送され15歳の春を迎えたのであった。その後、少女の消息は不明。

そう、小学校6年生で殺人をしてしまった辻菜摘さんは、今ではひっそり市井の人として生活している筈だ。

ところが、元少年Aの様に、事件被害者遺族の意向を無視し、気持ちを逆なでする様な「事件手記の出版」をしたりすると、当然、世論は元少年Aに対して批判的になり、まだ更生しておらず、残忍な事件や犯行を繰り返すのではないか?と危惧の念を抱く。

そうなると、世に言うメディア、週刊誌には格好の興味・取材の対象となるのであった。
昨今、個人情報保護法なる法律ができて、役所など情報の取り扱いについて非常にデリケートになっているケースも見受けられるが、簡単に公的な機関の内部犯行で顧客の個人情報が流出するニュースが相次いでいる。簡単な例と言えば携帯電話のAUの顧客データを参照する権限を持っている輩が、金で携帯電話の顧客の現住所を横流ししてる事件も現実にあった。

2013年01月号 小堤英銃 ストーカー殺人事件(神奈川県逗子市)

上記の例をみるまでもなく、ストーカーに狙われたら個人情報の流出はまさしく命取りになる。

英国人英語教師のリンゼイさんを強姦し全国を逃げ回った市橋達也は逃亡生活に疲れ「整形手術」を試みた事からアシがつき警察に通報されて捕まった。

2013年12月号 市橋達也 リンゼイ・ホーカーさん強姦殺害逃亡事件

元少年Aは週刊文春と言うストーカーに狙われたのも同然。元少年Aがどこに住んでいるのか?と言う情報「元少年Aの所在」=「金になる情報」なのである。

この際、どこかに住所を持つと言う生き方は放棄して、一生遊牧民(ノマド)的ライフスタイルを貫いてはどうだろう。ホテルはもともと移動する人達に対するサービスなのだから宿泊するのに保証人を要求される事もないし、幸い、元少年Aは文才もある様だし、パソコンとクラウド環境があれば、放浪の文筆家として身を立てていくのも一つの選択肢なのではなかろうか?元少年Aで作品を問うた時点で、市井の人として生きていく道を自ら断ったのも同然。こうなったら、今更、人間関係を構築する必要もないし、さりとて家族親類縁者には迷惑をかけられないし、「元少年A」として、定期的に作品・文章を世に発表していけば、その時々の「元少年A」の精神状態を世の中にお披露目する事にもなって一石二鳥ではなかろうか?

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10、これからの週刊文春た他社の動向

週刊文春の2016年2月25日号の記述にこういうのがある

「取材班が男の所在を把握してから、ちょうど120日目(1月26日)のことだった。」

2015年09月28日(所在把握)から2016年01月26日が120日目

所在確認が2015年09月28日

「では、なぜこの250日間、本誌は私人であるはずの彼を追いかけたのか。」

2015年05月21日(取材開始)から2016年01月26日が250日

元少年Aに対する取材を開始したのが2015年05月21日

・・・と言う事がわかる。

と言う事は、文春取材班は元少年Aが絶歌発売(2015年6月11日)との情報を得るやいなや、2015年05月21日から元少年Aの所在確認作業に入り、その4ヵ月後の09月28日に所在を確認し、2016年01月26日に直接取材に踏み切った・・と言う計算になる。・・2015年09月28日の所在確認は、なるほど、文春の先の記述「2015年09月末 神奈川県内の新築アパートで姿確認」に合致する。

1、2015年09月末 神奈川県内の新築アパート
駅から5分ほど離れたクリーム色の三階建ての建物には、1K、1Rが十部屋ほど並ぶ。Aはここで数ヵ月にわたって生活していた。その後、二度の転居を経て・・
2、近隣のウィークリーマンションで数週間生活。
3、神奈川県内の大型マンション(保証人不要)
4、2015年12月 東京都内のアパートに転居(保証人不要、築30年以上のリフォーム物件)。2LDK、家賃7万円の部屋。窓には外部に光が漏れないよう遮光カーテンが引かれていた。

文春が所在を確認してから120日間で、元少年Aは3回の転居を繰り替えしている。にもかかわらず、文春取材班はずーーーと元少年Aを追いかけ続けているのである。

何も犯罪を犯していない一般人の生活をずーーと尾行・追跡する事は犯罪にならないのか?と思ったりもするのですが、元少年Aはベストセラー作家であり、世間の人々が興味関心を示す人物なので取材の対象と言う事になるのでしょう。

この調子でいくと、元少年Aが不可抗力でも何らかのトラブルに巻き込まれ事件の加害者的立場になった時には、ここぞとばかり「やっぱり元少年Aが犯罪に関わりました!現在の本名は〇〇で、こんな顔してます!」と週刊文春のグラビアを飾る事になるのでしょう。世間の人が元少年Aに関心を示す事がなくなる(商品価値が失われる)まで、ずーーーと追跡されるのでしょう。もちろん、競合の週刊誌も「文春にやられっぱなしで終われるか」と取材競争が繰り広げられます。

「さぁゲームのはじまりです。」

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11、おわりに

今号の月刊 精神分析は、元少年Aへの週刊文春の突撃取材記事を受けて、現在の元少年Aを考察する特集号として編集しました。

週刊文春の思う壺って感じで悔しいですが、現実に、元少年Aの近況を僕たちに伝えてくれているのは彼ら取材班なのですから・・内心、恐れ入ります。

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平成28年03月31日

月刊 精神分析 編集部A

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12、Webマガジン月刊精神分析&分析家ネットワーク



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 精神分析(セラピー)を受け、インテグレーター(精神分析家)を目指し理論を学んだ人たちが、東北・関東・関西を中心に実際にインテグレーターとして活動しています。  夏には、那須で恒例の「分析サミット」が開かれ、症例報告・研究などの研修会も行っています。  私たちインテグレーターを紹介します。(敬称略)  メールに関して、☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)

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