体は心のモニター6 部屋はその人の精神内界タイトル画像

1、はじめに

こんにちは、月刊精神分析編集部Aです。

恒例の胃カメラ検査に行ってきました。

50歳から自主的に誕生日に胃カメラ検診を受ける事にしました。50、51、52、53歳と、今年で4回目です。

この月刊精神分析で、「体は心のモニター」はシリーズとして扱って来ました。春先、集団検診の時期に自分の健康をチェックする(省みる)ことがテーマです。

世界保健機関 (World Health Organization: WHO) における健康の定義

健康とは病気や虚弱でないというだけではなく、身体の体力値が高く、知的には適切教育を受け、社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、精神的にも安定している状態である(精神的健康・社会的健康・身体的健康のバランスがとれた状態)。

・・と言うことで、精神的にも、肉体的にも健康であると言う側面から、今回は月刊精神分析編集部A自身をサンプルとして「我が健康状態」を語ってみたいと思います。

2016年 平成28年04月30日 月刊 精神分析 編集部A

感想のメールは lacan.fukuoka@gmail.com までお願いします。

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2、胃カメラ検査

実は、50歳以前にも、胃透視(バリウム)検査で、潰瘍らしきものが発見されて「精密検査の必要あり」と診断され、胃カメラ検査を受けた事があった。40代後半の時期であったので「悪性腫瘍が発見されました・・」なんて言われたらどうしよう?この際「アフラックのがん保険に加入すべきか?」と真剣に悩んで、そのせいで胃が痛くなった事があった。^^。胃カメラ検査の結果、幸い認められたのは軽い胃潰瘍で、もちろん手術の必要は無かった。ただ、当時の私の仕事は非常に心的にストレスを感じる仕事だったのは事実で「体に良くないなぁ」と思い、あるタイミングを見計らって退社。その次の年の胃透視(バリウム)検査では精密検査の必要も無かった。体は正直なものである(体は心のモニター)。

平成25年の春、胃潰瘍を引き起こす原因菌の「ピロリ菌の除菌処置」が保険適用されたのを期になもと内科・胃腸クリニック(福岡市早良区南庄5-11-15)て定期胃カメラ検査を受けるようになった。名本先生が私と同世代であり、医師と被験者のコミュニケーションがしやすかったのも定期検診を決意した理由の一つ。

物事の変化を捉まえるのに「定点観測」は重要で、同じ条件で物事の変化を測定してその差異をチェックしていこうと言う試みである。私の場合は毎年3月に名本先生に胃の状態を見てもらって昨年と比べてどう言う変化があるのか?自分で納得いく解が得られればいいと思っている。

自分で認識できる症状としては、以前は時折「胃に針で刺す様な痛み」を感じる事があった(平成27年12月以前)のだが、最近はそう言う痛みも感じないので自分としては「胃の調子はよい。問題ない筈・・」と自信を持って胃カメラ検査に臨んだ。

事前に予約してあったので余裕を持って、朝9:00になもと内科胃腸クリニックに到着。朝9:00にもかかわらず待合室は多くの患者さんが待機中。今年は12月も寒波らしい寒波が来なかったりしたのに、平成27年1月23日に最強寒波がきて(福岡地方で-2.4℃)積雪。未だインフルエンザが流行中との事。

いつもの様に事前の問診を受ける。名本先生曰く「土曜日が立て込んでいて、(なんとか)医療センターの(まるまる)先生に胃カメラ検査をしてもらっているのですが大丈夫ですか?」ときかれた。失礼な事に「その先生は腕は大丈夫ですか?」と反射的にきいてしまった。^^。まぁ脳外科手術ほど医師の微妙なメスさばきが要求される様な検査でないのだが、知らない先生に喉を通って胃にカメラを入れられるのは患者としてはそれなりの心の準備がいるのだ。

実際の検査を受けてみると「多分マニュアルがあるのだろう」と思わせる程、恙(つつが)無く検査終了。胃を綺麗にする薬をごっくん。胃カメラを入れやすくする為の薬を口に含みしばらくそのまま(鼻で呼吸をするのがちょっと辛い)。体を真横(ベッドに対して体が垂直)にして胃カメラ挿入。液晶モニターに映る「粘液でピカピカ光るピンクの健康そうな胃壁」と対面してちょと嬉しくなる。終盤、青色の色素を投入されるのもいつもの事。途中、見慣れない黄色い粒が見えたのがちょっと気になった事くらいで、今年の胃カメラ検査も無事終了。

検査後、名本先生と一緒に胃カメラ映像チェック。特に異常なし。自分も検査中からわかったのだが、昨年は胃壁に黒い点が確認できたのだが、今年は確認できなかった。黒い点は「胃炎・出血の痕跡」だと昨年聞いた。道理で今年は「針で刺す様な胃痛」を感じないわけだ。今の私の生活はストレスで胃に炎症を起こしたり出血が認められる状態ではない・・・これが胃カメラ検査でも裏付けられた。これでまた一年間安心して過ごせそうだ。よかった(体は心のモニター)。

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3、私の周りの胃がんにかかった人

私が勤務していた会社にNさんと言う同僚がいた。Nさんは50代半ばで成績優秀な営業マン。でも、私は薄々付いていたのだ・・・Nさんの体の変調に・・・。Nさんは時折「最近疲れが取れなくて」と疲労感を訴えていた。そして、みるからにNさんの体重が減っていったのを・・「ん?もしかして・・」と私は思ったのだが、赤の他人の私が滅多な事を切り出せるものではない。ところが、春の定期検診の後、Nさんあてに精密検査要の分厚い封筒が届いた。Nさんは冗談まじりに「今、忙しいんだよなぁ、行く暇ないし」と呟いた。それを聞いた私はNさんに「悪い事はいいませんから、それ冗談抜きに早く病院に行った方がいいですよ」と強めにNさんに助言した。それから数日後、Nさんが精密検査を受けた結果「胃に悪性腫瘍」が発見され、後日、Nさんは殆どの胃を摘出する手術を受ける事となった。案の定と言うべきか・・・。毎年、胃透視(バリウム)検査を受けている我々でさえこう言う事態に直面するのだ。決して健康管理を怠ってはいけない。

その後、Nさんは無事に職場復帰するもの、胃袋が小さくなった為、一日の食事を数回に分けて摂る様になった。さらに数カ月後、Nさんは勤務管理がゆるく融通の効く他社へ転職する事となった。

私が、その後のNさんの病状を知る由もないのだが、リンパ節から肝臓への転移の心配や再発に留意しながらの生活を余儀なくされる事を思うと忍びない。Nさん自身は「うちはがんの家系だから」とさばさばした様子で語っていたが、それならそれで、家系に共通する健康を維持する上で宜しくない生活習慣や食生活の習慣の見直しを試みないと、Nさんの子どもや孫の世代までがんの脅威に晒される事になるのではないかと心配するのだが、残念ながら、他人の私がそこまで踏み込む事はお節介と言われてしまうのだろう。

やはり、疾病に関しては一にも二にも「早期発見、早期治療」だなと再認識する。

胃がんにかかった著名人として福岡ソフトバンクの王会長。新しいところでは、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが頭に浮かぶ。罹ってしまったら、今度重要なのは術後のケアである。

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4、体重変化について

もう10年位前、いやもっと前だったろうか?

福岡中小企業同友会(ニュースキャスターの鳥越俊太郎氏の父上:鳥越俊雄氏が創始者。鳥越俊太郎氏は鳥越製粉の創業者・鳥越彦三郎の曾孫にあたる)の会合に参加した時の事。シノケングループか誰かの関係でニュースステーションに出演された「国境なき医師団」の医師と同じデーブルを囲む機会に恵まれた。

随分、昔の事で詳細を記憶に留めていないのだが、その時、同席された医師の方から「40歳を越えたら必ず年一回は検診を受けて下さい」と強く念を押された事だけは鮮明に覚えている。歳もさほど離れていない若い医師から、それも健康云々とは場違いなシチュエーションだったからだろうか?あの時の医師の強い一言が「自分の健康は自分で世話しないといけないのだな」と言う事を自分の心に強く刻ませた。

元来、病院だの、注射だの、点滴だの、消毒だの、大っ嫌いな私だったから、なるべく医師や看護師の世話にならない様にするには「自分で疾病の元凶から自分を防衛するしかないのだな」と強く認識するに至ったのかもしれない。

年1回の定期検診だけでは心もとないと感じる我々一般人が手軽に家庭でできるチェックの最たるものが「体重チェック」ではないだろうか?それこそ高齢になれば「血圧チェク」も含まれるのだろうが・・。

今、私の手元には、自身の3年分の毎日の体重の変化がわかるデータがあります。少し眺めても、あぁあの時期はこういう食生活でこういう生活様式だったから体重が増えた、体重が減ったと理解できます。もし、何も思い当たらないのに、急激に体重が減っていたりしたら「要注意」と言う指標に活用できますし、まぁ普通に眺めていても「最近、体重増えたなぁ」「そろそろ代謝を増やさないとまずいかな」と自分自身の行動の指針にもなると思います。

現在、自宅マンションリホーム中で、かつては毎日5キロ歩いていた私の体重は見事に増加傾向で「早く、前の生活パターンに戻らないとまずいな」と思いながらも、なかなか、ライフスタイルの変更は簡単にはできません。^^
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5、背中の湿疹のわけは・・・

一ヶ月前から背中の所々に赤い点々(湿疹)が出来る様になった。何げなく鏡で背中をみるまで本人は全く気が付かなった。「さては、温かくなってきたせいでダニ発生」を疑ったものの、「最近、マメに掃除機かけてるし、痒みはない」。ダニ系の湿疹だったら特有の痒みを感じる筈で「ひょっとしたら宜しくない病気かもしれない」と思いながら、最寄りの陣内皮膚科を受診した。陣内皮膚科の先生は女医さんで地域のアイドル的存在なのであった。先生は、背中の湿疹と私の過去のカルテをみながら簡単にこう診断した。「以前、体重が61キロだったでしょ。今、ちょっと太ってきてあるから、それが原因です。軟膏だしておきます」と簡単な診断。「脂がまわって来ると皮膚に出る湿疹もあるんですよ」と・・帰って早速ネット検索すると下記の情報が出てきた。

脂漏性湿疹

脂漏部位(頭、顔、胸、背中)に好発する、皮脂分泌亢進が原因の湿疹のことです。皮脂が遊離脂肪酸に変化し、これが皮膚を刺激して皮膚炎を生じます。赤い斑状の皮疹で、粉をふいたような状態が多いです。頭部では、ふけの原因となり、ひどくなると脱毛が起こります。脂漏性湿疹は再発しやすく、治療が数年にわたることもありますので、気長に治療を続けてください。

と言うわけで、背中の湿疹は「これ以上太るとまずいですよ」と言う体からのワーニング(警告)と受けとった。

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6、国民保険加入者の健康診断

先日、無事「胃カメラ検診」は終了したものの、肝心の「肺がん」や「大腸ガン」の健康診断を受けていない。「あぁそうだ、昨年まで、ある会社の正社員でいた私は自動的に社会保険(通称:社保)に加入していたから会社の指示に従って集団検診を受ければよかったのだが、今は自動的に国民保険(通称:国保)の加入者だから、自分で健康診断の受診を申し込まなければならない」と気が付き、ネットで問い合わせ先を調べて自治体に連絡すると「平成27年度の*よかドックの検診日はあと2回しかありませんと」・・・それは大変。

よかドック

ネットを検索すると、よかドックとは、福岡市国民健康保険の特定健診・特定保健指導の愛称。社会保険で受診する場合は健康診断で○○の検査で検査料を支払う事はなかったのだが、国民保険ではそれなりの受益者負担?が求められるようだ。多分、検査費用などは各自治体毎に異なっているのではないだろうか?ちなみに私が健康診断に支払ったのは、よかドック(市国保特定検診)自己負担金、肺がん検診、大腸がん検診、骨粗しょう症検査・・各々500円で合計2000円。

慌てて受診日を設定して、福岡市中央区のアイレフで受診した。採血や医師の問診、身長、体重、心電図、聴力、胸部レントゲンなどいつもの検査なので別に何も問題なかった。今回、初めて検査したのが「骨粗しょう症」左手の手首のところに放射線を当て、透過度で骨密度を計測するらしい。検査後、骨密度105%の結果に満足。詳細な検査結果は後日郵送されてくるらしい。ありがたや、ありがたや。

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7、健全に進む老化

最近、これと言って「健康を害しているなぁ」と感じる事を意識する事なく生活できている。ただ、50歳を超えると老化は着実に進んでいる様だ。老眼・・・遠くの景色は問題なく見えるのに、近くの文字がぼやけてみえない。実際、今こうやって文章を入力しているのだが、パソコンに表示される文字も見えづらくなっている。

同世代の方とお話すると、みなさん40代の後半から老眼がでてきている様だ。

30代では経験なしえなかった老化現象を健全に経験できているのだ。

これも、大変ありがたい。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」日々の生活に感謝しながら生活できる精神状態を維持していきたいと切望している。

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8、健康診断の結果をアイレフへ 悪玉コレステロールLDLの考察

自治体としても増加し続ける医療費の抑制は至上命題なのだろうか?健康診断の結果は郵送ではなくその他の健康啓蒙資料と共に手渡しで・・・・かつ、当日は各検査項目の説明や運動指導、食生活指導を無料で受ける事ができる。

私の場合、血液中の脂質のいわゆる悪玉コレステロール:LDLコレステロール値が絶対ひっかかるのでした。今回も基準値は119mg/dl以下なのに私は173。他の値は全て基準値内なのにこの値だけなぜ?食生活に気をつけて、毎日5キロ歩く様な生活を送ってもこの値だけは絶対オーバーするのでした。

地域のかかりつけの内科を風邪で受診しても、必ず採血をするとコレステロールが高い値になってしまいます。内科医から「コレステロール値を下げる薬を出しますから飲んで下さい」と指導される。折角指導して頂いても「特に改めなければならない生活習慣もないのに検査値が高いからって薬を飲むっておかしくないかい?」と思い、その薬は今もお蔵入りしたまま。

LDL(悪玉)コレステロールは動脈硬化を引き起こす強力な危険因子です

コレステロールはLDL、HDL、VLDLの3つの成分に分かれますが、LDLは、肝臓でつくられたコレステロールを各臓器に運ぶ働きをしている低比重リポたんぱくのことです。細胞内に取り込まれなかった余剰なコレステロールを血管内に放置し、動脈硬化を引き起こす原因となります。

検査値の説明、食生活指導、運動の勧めが無事終了して説明会は終了となった。説明者が「検査結果で何か質問などある方は個別にお伺います」と言われたので、帰り際に個別の説明をお願いした。

話を聞いていただいた先生のお名前を失念してしまいました。すみません。80歳にしては若々しい60代にみえる先生のしっかりした説明を聞くことができた。結論から言うと「LDL検査値はさほど神経質に受けとめる必要はない」と言う事でした。

以下、先生と私:編Aのやり取り

先生:君は日本人の寿命を決定しているモノは何か知っているかい?
編A:はい、先生それは多分・・ガン。日本人の場合は肺がん、胃がん・・ですよね。
先生:よく勉強しているね。そう、肺がん、胃がん、それから大腸がん・・君はタバコは?
編A:吸いません。
先生:よし、なら君の場合。検査値は全て基準内だからあと体重を3キロ(現状66キロ)減らしなさい。そうしたら何の問題もない、50代でこれなら優秀。
編A:でも先生、悪玉コレステロール(LDL)値が173mg/dlで基準値の119を大幅にこえているんですけど。
先生:基準値はね、飽くまで基準値。実を言うとアメリカ医学会ではLDLと疾病の相関関係を重要視していて、日本の医学会がアメリカの基準値に引っ張っれたらしくてね、基準値の119mg/dlで線引すると、日本人の何割かがチェック対象になっているわけさ。
編A:そうですか、じゃLDL値に関しては飽くまで基準。そんなに神経質になる必要はないんですね。僕のかかりつけの内科医は血液検査の結果が出る度にコレステロールを下げる薬を常用する様に指導するのですが・・・
先生:(ニヤリと笑って)実は、私も、知人の医者に勧められてコレステロールを下げる薬を飲んでいたんだが・・薬を飲むのをやめた方が体調がよかった。まぁこんな具合だから・・あと3キロ体重を落として、規則正しい生活をして、また来年もまた忘れずに健康診断を受けなさい。
編A:先生、安心しました^^。お時間取りました。ありがとうございました。

帰宅して念の為ネット検索すると下記の記事がでてきた。

コレステロールの新基準って?【2015年最新版!正常値の変更】

みなさんは2014年4月に公表された、「人間ドックの新基準案」を知っていますか?日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が、人間ドックで検査した人たちのデータをもとに、健康診断の基本検査となる、血圧やBMI・血糖値・コレステロール値等の数値を緩和する新しい基準案を公表したんです。

【LDLコレステロール値】 ※従来:60~119

◆男性
72~178
◆女性
30~44歳:61~152
45~64歳:73~183
65~80歳:84~190

上記から分かるように、男女ともに正常となる範囲が拡大され、しかも女性は年齢が高くなるにしたがって正常となる値が高くなるように見直されています。

●<いつから新基準が導入されるの?>
新基準は、2015年4月から運用する予定...という話も出ていましたが、今の時点では未定のようです。また、今後5年~10年にわたって追跡調査を行い、病気発症との関連や「基準範囲」の人たちの健康状態を調べたうえで、数値の検討を続けることにしているようです。健康の基準の緩和や医療費の無駄が削減されることに繋がるのではないかと関心を集めている新基準。今後どうなっていくのか注目です。

なんじゃそりゃ。じゃ私のLDLコレステロール値:173は新しい基準値内(男性:72~178)に収まっているでないですか?医師の言う事もあんまり鵜呑みにできないなと思いました。

2014年04月05日の新聞の切り抜きをはっておきます。下記事参照。これなら、全然安心やん。やっぱ、不要な薬飲まなくてよかった。

男性の中性脂肪、高くても「健康」人間ドック学会など新基準値公表

人間ドックの血液検査で「健康」の基準とされる値について、日本人間ドック学会などが作る専門家委員会(委員長・渡辺清明慶応大名誉教授)は04日、現在の基準より緩い新たな基準値を発表した。男性の中性脂肪や男女のLDL(悪玉)コレステロールの上限を大幅に緩和。ただ、基準値をいくつに設定す るかは人間ドックの実施施設に任せられており、新たな基準値がどの程度浸透するかは不透明だ。

新たな基準値では、150未満が良いとされ てきた男性の中性脂肪は198以下に。120未満が良いとされてきた悪玉コレステロールは、男性178以下、女性は年齢を3段階に分け、高齢女性で190以下となった。糖尿病など病気を持つ人には適用されない。「新たな基準値で将来的に健康を維持できるかについてはさらに検討が必要」(渡辺氏)。

人間ドックや企業の健康診断では通常、血液中の白血球数やコレステロール、中性脂肪などの値について、基準値の範囲内に入るかどうかを判定している。基準値は各施設が独自で決めたり、同学会が公表している判別値を使ったりしており、統一されていない。

委員会はこうした施設ごとのばらつきをなくそうと、平成23年に人間ドックを受けた150万人の中から、重大な既往歴がなく薬物治療や喫煙をしていない健 康な成人約1万人を抽出してデータを分析。その結果、これまでの範囲を超える値でも健康を維持している人が多くいることが分かり、基準を見直した。

あとは、郵送されてくる「肺がん」と「大腸がん」の検査結果を待つばかり。^^

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9、体は心のモニター

自分の場合は、心がストレスを感じると、何かしら皮膚に原因不明の湿疹ができたり、頭皮が痒くなってフケが多くなったり、もっと過度なストレスがかかると、言い知れぬ不安感がこみ上げてきて胸が圧迫され心臓がドキドキしたりする事(軽いパニック症候群)があった。更にひどくなると多汗、頻尿、不眠、何を食べても常に下痢・・・こうなってから心療内科にかかれば間違いなく「自律神経失調症」と診断される。

何もなければ平々凡々と生活して健康の有り難みを感じる事もなくなって、何かしら健康に不安を抱えた時に「あぁやっぱり健康が一番の宝」って事を意識する。

40を過ぎてから精神分析の世界を知り、自分自身の心の構造と向い合って、日々自分自身の健康(心身ともに)を意識し、自分の周りで巻き起こる事物を自己分析しながら生活する事となった。

昔の人は「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言ったそうだが、今の自分は昔の自分に比べて、もちろん歳を重ねた事もあるが「随分落ち着いて物事に対処できる様になった」と思う。宜しくない事態を迎えても「あぁ来た来た」と落ち着いて対処できるし、周りの人々の行動を観察して、彼らの反応パターンも予測出来るようになった。

精神分析を読心術(相手の心を読む)と勘違いしている人がいるがそうではない。彼らの心の構造を考察して「こう云う状況で、こう云うインパクトがあれば、こう云うレスポンスがある筈」という「心の構造」が把握できるから、その先の反応が予測できる様になっただけの事。

まるで、自分から不幸になりに行く様な行動をする人がいる。周りの人からみれば「何故?理解できない」となるのだが、実際に、ある物事に執着する人がいる。○○中毒といわれる人がこれに当てはまる。医学的には○○依存と言われたりするが、元をたどれば、母子関係から自立に至るまでの間で、本来満たされる筈の欲求が満たされず、その欲望を抑圧し続けた結果、成人になっても母の代用物に執着(フェティシズム)し続け・・とうとう犯罪行為に至る。「そんなものに興味を持ったり執着するなんて・・」と周りの人々は理解できないだろうが・・・。

満たされなかった欲望は、抑圧され、いずれ何かをきっかけとして「体」か「心」か「行動」に出る。疾患として体に出るか心に出るか、さもなくば問題行動として表出して運が悪ければ事件化する。卑近な例で言えば「覚せい剤で逮捕された清原和博元プロ野球選手」。高校生時代からの彼の人生を振り返ると、42歳を境にあれよあれよと転落していく様がよく分かる。同じ時代に同じチームで活躍した秋山さん、工藤さんとあまりに異なった人生の軌道に改めて「この差はでかいな」と思うのだ。

なかなか自分自身を客観的にみる事は難しいですが、もし、ご自身の皮膚のどこかに、もしくは頭皮に原因不昧の異常を感じたら、ストレスを感じている貴方に対する心からの「SOS」と受けとっていいと思います。

どうぞご自愛下さい。

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10、部屋はその人の精神内界

「部屋はその人の精神内界」・・このフレーズも精神分析の世界ではよくきく。

最近、古くなったマンションのりホームも始めた。もちろん不要品の処分もしているのだが、まぁ大袈裟に言えば「身辺整理」。不要品を処分して、拭き掃除をすれば「心もすっきり」する。心の状態は体にも行動にも反映される。30年近くお世話になったエアコン、シーリングライト、ビルドインガスコンロも全て省エネ仕様に買い替え。

掃除をしていれば「あぁもう少し日頃からマメに掃除をしていれば、こんなに汚れがこびり着くする事もなかったのに」とクリームクレンザー片手に後悔するのだが、それは「キレイにしよう」と言う意識の上になりたつ事柄で、(無意識に)掃除を避けている心の状態ではただただ汚くなっている部屋の状況からさえも目をそむけているのだ。定期的にセラピーを受け心の点検をしていれば大事には至らないのに、人はなかなか自分のコンプレックス(無意識)と向かい合う事ができず、問題が起こって二進(にっち)も三進(さっち)もいかなくなって、問題を拗(こじ)らせ、ドクターショッピングをした挙句、精神分析家のもとにやってくるのに似ている。いや、一緒である。

家や部屋が「ゴミ屋敷」になっている人は、自身の心の中にも「整理すべきゴミ」を抱えているのに処分できず、身動きがとてなくなっている筈。「この際さっぱりしましょう」と他人が勧めても、自分自身が「心のゴミ」を整理し、「心のゴミ」と決別する事を決定しなければいつまで経っても「心のゴミ屋敷状態」は解消されない。

汚れがこびり着く事は、人の心の状態で言えば「固着」と言う表現になる。水に例えると清い水は常にフィルターを循環している清流である。で、汚れた水は溜まった水。淀んだ水は濁り、腐敗し、ボウフラが湧き、悪臭を放ち、底にヘドロが沈殿する。心の中に逃れられない重い問題が発生するのと同様に・・。浄化フィルターは定期的な精神分析(セラピー)である。

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11、おわりに

今月の月刊 精神分析は恒例の「体は心のモニター」シリーズをお送りしました。50を超えると人生も半ばを過ぎているわけで、そろそろ周辺から、「○○さんがガンにかかった」「○○さんのお父さんが亡くなった」などと言う話が聞こえて来る様になった。

もう血気盛んな20代ではないし、そろそろ「終活の準備」も視野に入れなければならない時である。

自分自身の「心との付き合い方」は頗(すこぶ)る重要なのである。自戒の念を込めて。^^

ではまた来月お会いしましょう。

ご意見ご感想は
lacan.fukuoka@gmail.com
でお待ちしています。

2016年平成28年04月30日

月刊 精神分析 編集部A

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12、Webマガジン月刊精神分析&分析家ネットワーク



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 精神分析(セラピー)を受け、インテグレーター(精神分析家)を目指し理論を学んだ人たちが、東北・関東・関西を中心に実際にインテグレーターとして活動しています。  夏には、那須で恒例の「分析サミット」が開かれ、症例報告・研究などの研修会も行っています。  私たちインテグレーターを紹介します。(敬称略)  メールに関して、☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)

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