胃がん予防画像

1、はじめに

今回は「胃がん予防」について語りたい。「精神分析」と「胃がん」に何の関係があるかといぶかる方もおられるかもしれないが、「胃が痛い思いとする」とか、胃と心の状態は密接に関係があるとは思いませんか?

私自身54歳になり、ますます健康には注意しなければならない時を迎えています。自分が胃がん対策を考えはじめたのは50歳になる時で、がん保険の保険料も高くなるし、対策をたてねばなぁと思っていたのですが、癌にかかってからかかる費用の事を考えると金銭的に際限ないし、心身ともに消耗するし、やはり予防に注力すべきではないか?と言う結論に達しました。

私は普通に会社勤務をしていましたので、毎年、春の定期検診でバリュウムを飲んで行う胃透視の検査を受けていました。ある年、原三信病院で定期検診したところ要精密検査の結果が・・・。その時初めて胃カメラ検査を受けたのですが、結果「良性の潰瘍」とのことで胃がんの治療を受ける事はありませんでした。

当時の生活実態を思い返せば、難しい上司に日々振り回される日々を送っていましたので、日常から胃がチクチク痛む症状はあったので、これが潰瘍の元だったと思います。いわゆる、ストレス性胃炎から胃潰瘍と言う奴です。

その時は既に転職を画策していましたので、その後、生活習慣自体を変化させ、胃が痛むような仕事に我が身を晒すことはなくなり、胃痛から開放され、現在に至っています。

もちろんそれから胃透視の検査で「要精密検査」などと言う事はなくなりました。

ですが、自覚症状を認識してから胃がんが見つかっては手遅れのそしりは免れないと思い、胃透視検査ではなく、自主的に、胃カメラ検査を年一回定期的に受ける事を決意しました。


結構、時間を費やして頑張りましたので「DeNA」や「NEVER」は、僕のオリジナルのコンテンツを勝手にコピペして商売しないで下さいね。^^;

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2017年平成29年04月30日

月刊 精神分析 編集部A

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2、ピロリ菌対策

ある夜、タクシードライバーとして営業をしながらラジオを聴いていた。その時、耳に入ってきた情報が「胃がんの原因であるピロリ菌の除菌が健康保険適用になった」と言う事だった。

ピロリ菌を除菌する事によって、胃がん羅患のリスクを大幅に低減できると言う。これは除菌せねばと、対応できる医院をさがした。当時、ネットで検索すると対応されていた医院は福岡市内に2軒しかなかった。その時、除菌を相談したのが「なもと内科・胃腸クリニック(福岡市早良区南庄)」であった。

電話して事の次第を説明すると親切に詳しく説明していただいた・・それが名本真章医師との出会いであった。

結局、50歳の春から、毎年、私の胃の検査をしていただく事になった。

調子がよくても悪くても、毎年定点観測、同じ条件で、同じ医師に、同じタイミングでチェックしてもらう。

これが何よりも安心感がある。

信頼できる医師から「大丈夫です」の一言がいただければ、なにを心配する事があろうか?

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3、早期発見命(いのち)

癌にも色々あるのだろうが、現在、殆どの癌は治療できる、治せる病気となっている。その為には一刻も早く癌をみるけることが肝要である。

デレビドラマのシーンの様に「残念ですが、あと半年の命です」などと余命宣言を他人からされて、志半ばでベッドに縛りつけられて、抗がん薬と言った劇薬とお付き合いして、脱毛するなんてまっぴらごめんなのだ。

もしそうなったら、ホスピスでゆったり死なせてもらう。^^;

早期に発見できれば、それこそ開腹手術さえも回避だきる可能性が高い。ならば、なってからのがん保険ではなく、なっても早期に発見・治療する事に注力すべきではないだろうか?

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4、私が知っている癌患者Nさん

タクシードライバー時代の同僚であったNさん。Nさんは家族を養っておられたので懸命に働かれていた。

ある時、「体の疲れがとれない」と訴えておられた。他人の僕達から見ても、最近Nさん痩せてきた・・やつれて来たと思えるくらいの使れ方だった。

まぁ、ほぼ12時間拘束で深夜勤務を続ければ誰しも倦怠感を感じるものだが・・。ある日、健康胃診断の結果の書類が配布されていた。Nさんのは異様はぶ厚かった。そう「胃の精密検査」を促す検査結果だった。

冗談半分にNさんは「忙しいから検査行きたくないなぁ」と漏らした。それを聴いた私はNさんに「冗談ぬけてすぐ検査に行った方がいいですよ」と強く忠告した。精密検査を受けたNさんの胃がんが発見されたのは数日後で、即、手術となった。

胃の4分の3を切り取る手術であったものの、その後、Nさんは会社に復帰し、その後、別の会社に転籍した。胃が小さくなったので「食事の量を少なく、回数を増やす」ことになったそうだ。

Nさんも毎年、胃透視の検査を受けていた筈だが、必ずしも「早期発見」とはならないケースだったのかもしれない。

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5、スキルス胃がんと逸見政孝さん

スキルス胃がん:ひとかたまりにならず、正常組織に染み渡るように「がん」が浸潤するため、病変の表面が正常組織に覆われていたりして発見しづらかったりする。

私たちの世代で「スキルス胃がん」と言えば思い出すのは「逸見政孝さん」。元フジテレビアナウンサーで、その後フルーアナウンサーに転身。「たけし・逸見の平成教育委員会」などの冠番組で活躍する。1993年12月25日にスキルス胃がんにより48歳の若さで亡くなった。

もう24年前の事だが未だに鮮明に覚えている。

逸見さんが「私が今侵されているされている病気の名前は、癌です。このまま、これを放置すれば、年単位ではなくて月単位で蝕んでいくであろうと言うふうにおっしゃいました。このまま放置すれば1年もたないというふうに受け止めました。」「わたくしは1年後に亡くなるのは本意ではありません」「三ヶ月ここで休養して戦ってみようと思いました。」・・と語られていたのを覚えている。

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6、癌検査法の進歩

さて、そうこうしている内に、ガン検査にも技術革新の波が訪れようとしている。

以下ネットから引用

九大ベンチャーと日立が共同研究

両社は2017年4月18日、線虫によるがん検査の実用化に向けた共同研究開発契約を同日締結したこと発表した。「大量の検査を実現する自動化技術を確立し、がんの早期発見に貢献したい」としている。検査で使われる線虫は、体長1ミリ程度のヒモ状の動物。九州大学の研究チームは、この線虫が、がん患者の尿に引き寄せられ、健常者の尿は避ける特性(化学走性)を突き止めたと、2015年3月にその成果を発表した。線虫を使うがん検査の技術は「n-nose(エヌ・ノーズ)」と名付けられ、同研究にあたっていた九大大学院理学研究院生物科学部門助教の広津崇亮(たかあき)氏が2016年9月、この技術の事業化を目指すベンチャー、ヒロツバイオを立ち上げた。日立ではこれまで、日立健康保険組合と連携し、線虫がん検査自動解析技術を新たに開発。両社はこれを活用した検査の自動化についての共同研究を行う。「エヌ・ノーズ」は、尿を検体とする簡単な検査方法でありながら、多種類のがんを高精度で判定するという。ヒロツバイオによると、同社の最新の臨床研究結果では、がん患者をがんだと判定する感度(刺激に応じた出力の能力)は93.8%。また、早期発見が可能という。

以上ネットから引用

なんとも線虫を利用すると言うのがユニークだが、とても人間が及びもしない動物の嗅覚を利用しての犯罪捜査や被災者の救出は当たり前にされているのだから、医療面での活用があってもおかしな話ではない。

実用されれば、尿検査の結果の欄に「癌の有無」が追加される事になるのだろう。楽しみだ。

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7、熊本県知事も胃がん

以下ネットから引用

熊本県知事:蒲島氏の休養理由は「胃がん切除手術」発表

05月02~07日に 職務代理者は田嶋副知事

熊本県の蒲島郁夫知事(70)は28日、県庁で記者会見し、早期の胃がんを切除する内視鏡手術を受けるため、05月02~07日に休養すると発表した。胃がんは03月10日に検査で見つかり、転移の恐れはないという。同県水俣市で05月01日に開かれる「水俣病犠牲者慰霊式」には出席する予定で、職務代理者は田嶋徹副知事(60)が務める。

蒲島知事は「熊本地震の被災者が不自由な暮らしをする中で入院するのは心苦しいが、しっかり治して再び頑張りたい」と語った。

熊本県内では大西一史熊本市長(49)が甲状腺にできた腫瘍の摘出手術のため、24日から05月07日まで休んでいる。【中里顕】

以上ネットから引用

蒲島郁夫知事は熊本県鹿本郡稲田村(現山鹿市鹿本町)生まれ。みるからにバイタリティのありそうな方なのだが、現実に胃がんになっている。早期の胃がん発見で内視鏡による手術で早期復帰が見込めそうなので、まだ不幸中の幸いと言える。

氏の様に、適切に検診を受けていれば、内視鏡手術で対応できるのだ。

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8、胃は口ほどにものを言う

冒頭に述べた通り、胃は精神や心的影響を受けやすい。仕事上のストレスから胃が炎症をおこし潰瘍となる。そして、ピロリ菌が作用して、悪性化=癌化となれば、早期発見しないと寿命を大幅に縮める事に他ならない。

日頃から、健康は「心身ともに健康」である事を大前提に考え、いい意味での「よい加減」人生を歩む事だ。責任感もほどほどに、プロ野球選手だって10回打席に立って03回ヒットを打てば優秀で、07回の失敗は許容されているのだ。毎度の課題や問題解決がパーフェクトに出来るはずがない。不可能を可能にするなどと称して、過度のストレスを浴びることは放射線を浴びるのと一緒である。

職責や家庭内での立場を忘れ、自分のしたい事をする。したくない事を忘れる。他者に吐き出す(対話療法:セラピー)の実施をオススメします。

40歳、50歳になったら、胃カメラによる早期のガン発見は必須項目である。

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9、内視鏡も進歩(BLI)

今回、内視鏡によるガン検診を受けたのだが、名本真章先生曰く「内視鏡カメラも進歩していてBLIを導入しました」と教えてくれた。

帰宅して「BLI」って何?と思い検索してみた。

BLIとは(Blue LASER Imaging)の略で、富士フイルム提供のシステムらしい。白色光用のレーザーとBLI用のレーザーの光を使用し、高コントラスな信号に画像処理を行うことによって、血管や表面構造の観察に適した画像を表示できると・・。

被験者にしてみれば、より鮮明で見やすい画像で、もれなくガン発見してもらう事は望むところである。

毎年、胃カメラ検診を受けるようになって5回目。知らないうちに技術は進歩しているのだなぁ。

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10、おわりに

今月の月刊 精神分析いかがでしたでしょうか?

春の定期検診に合わせて「胃の健康は心の健康」をお送りしました。

まず、自分の胃の有様、心の有様からチェックしましょう。

では、また来月お会いしましょう。

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2017年平成29年04月30日

月刊 精神分析 編集部A

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11、Webマガジン月刊精神分析&分析家ネットワーク



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 精神分析(セラピー)を受け、インテグレーター(精神分析家)を目指し理論を学んだ人たちが、東北・関東・関西を中心に実際にインテグレーターとして活動しています。  夏には、那須で恒例の「分析サミット」が開かれ、症例報告・研究などの研修会も行っています。  私たちインテグレーターを紹介します。(敬称略)  メールに関して、☆を@に変換したメールアドレスにメール送信願います(スパムメール対策)

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